内藤の挑発にオカダはサラリ「ベルトがないオカダ、想像できません」

にらみ合うオカダ・カズチカ(左)と内藤哲也=ディファ有明
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 新日本プロレス恒例の東京ドーム大会(4日)の前日会見が3日、都内のディファ有明で公開形式で行われ、IWGPヘビー級選手権試合で対戦する王者の“レインメーカー”オカダ・カズチカ(30)と挑戦者の“制御不能のカリスマ”内藤哲也(35)がともに勝利に自信を示した。

 昨夏のG1クライマックスを制し、堂々と東京ドームのメインイベントに立つことになった内藤。4年前も同じ形で東京ドーム大会のメインイベントで当時の同王者オカダに挑戦する権利を得たものの、王者・中邑真輔に棚橋弘至が挑戦するIWGPインターコンチネンタル選手権試合とのダブルメインイベント扱いとなり、ファン投票でダブルメインイベントの第1試合と、実質的なセミファイナルに降格となった苦い記憶がある。

 そして、今年も試合順こそ最後であるものの、王者ケニー・オメガにクリス・ジェリコに挑戦するIWGP USヘビー級選手権試合とのダブルメインイベントとされてしまった。リング上で最初にマイクを握った内藤は「今回ダブルメインイベントと言うことで、ちょっと残念だなという気持ちはありますが…」とチクリを嫌みを口にしたが、「いよいよ内藤哲也、そして、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが東京ドーム大会のメインイベントにたどり着いたなと、素直にうれしく思っています」と、初めて東京ドーム大会の最終試合に出場することを喜んだ。

 そして、今や1年半もIWGPヘビー級王座を守り続けているオカダをしのぐファンの支持を集めていることから、「東京ドーム大会以降、はたしてベルトを持たないレインメーカーは輝けるのかどうか。みなさまの目とみなさまの耳で、ぜひ確認してあげて下さい」と勝利に自信を示して、やんわりオカダを挑発。「東京ドームでの大合唱、すごく楽しみにしてますよ。どれだけの大音量、大合唱になるのか、みなさま楽しみに待っていて下さい。東京ドーム大会の大合唱まで、トランキーロ!あせんなよ」と決めゼリフで締めくくった。

 一方のオカダは涼しい顔。今回が4年連続5回目の東京ドームの最終試合とあって、「別にボクは東京ドームのメインイベントに立つことが目標ではないですし、大合唱したいわけでもありません」と不敵な笑みを浮かべた。

 さらに、「IWGPヘビー級ベルトがないオカダ、想像できません」と、内藤と同じく勝利に自信。「なので、このIWGPヘビー級のベルトを持ったまま、2018年もしっかり輝かせてもらいます。内藤さんは2017年、IWGPヘビー級よりも価値があることをやってきたみたいなので、その内藤さんを倒して、2018年、しっかり盛り上げていきます」と宣言した。

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