「ボクシング・トリプル世界戦」（３１日、大田区総合体育館）

　大みそかのトリプル世界戦でともに初防衛戦に臨むＷＢＯ世界世界フライ級王者・木村翔（２９）＝青木＝とＩＢＦ世界ミニマム級王者・京口紘人（２４）のオリジナルＴシャツが完成し、試合会場・大田区総合体育館の特設コーナーで限定発売されることが２９日、決まった。

　オリジナルＴシャツは関西を拠点に展開するスポーツアパレルブランド「ｒｓｃ　ｐｒｏｄｕｃｔｓ」により作られた。今年７月に中国・上海で圧倒的不利の予想の中、五輪２大会連続金メダリストの雛市明（中国）に１１回ＴＫＯで破る大金星で王座を奪取した木村は初のグッズ製作。上海での快挙を強調する「世界拳王」の文字が木村のシルエットとともにプリントされたものとなった。

　７月にホセ・アルグメド（メキシコ）に判定勝ちし、デビューから１年３カ月でＩＢＦ世界ミニマム級王座を奪取した京口は同級３位のカルロス・ブイトラゴ（２６）＝ニカラグア＝を迎える。中学時代に指導を受けた元ＷＢＣ世界バンタム級王者・辰吉丈一郎直伝の左ボディーブローを放つ京口のシルエットが描かれている。

　ともに価格は３５００円（税込）。それぞれ３０枚限定の発売となる。