オカダ、故障にもん絶もオメガとの完全決着を宣言

 「プロレス・新日本」(11日、両国国技館)

 真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロックで勝ち点13の単独首位に立つオカダ・カズチカが、勝ち点12の単独2位ケニー・オメガと、優勝決定戦進出をかけた12日の直接対決の前哨戦で勝利。オカダは12日に引き分けても進出が決まるが、勝利を宣言した。

 オカダは矢野通と組み、オメガ、高橋裕二郎組と激突。首から肩にかけて痛々しいテーピングを施しており、攻撃を受けた時だけでなく、自身が攻撃した時にももん絶するなど、故障の深刻さを伺わせたが、最後は矢野が得意の急所打ちからの横入り式エビ固めで裕二郎を丸め込んだ。

 試合後、オカダは「簡単な話、負けなければ決勝進出でしょ。それはルールだから、みんな分かるでしょう。引き分けでもいい。ふざけんじゃねえ。堂々とケニー・オメガを倒して、決勝のリングに行ってやるからな。大阪城ホールの続きをしっかりとみんなにお見せするぞ」と、時間切れ引き分けに終わった6月11日の前回対戦の決着をつけることを宣言。一方のオメガは、「オレの仕事、やるべきことはオカダ、お前を倒すことだ。100%のしっかりと仕上がっている状態のお前を倒すことが自分の仕事だと思っている。でも、今のお前は痛んでいる。何をしてでもいいから、タイトルマッチに値することをして、しっかりと体を仕上げてこい。酸素カプセルでも何でも入ってこい。今の状態のオカダでは、自分が倒したところでどうにもならない。せっかくだから100%のお前と楽しい試合をしたい」と、手負いの相手を迎え撃つ複雑な心境を口にした。

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