アントニオ猪木氏に土下座謝罪!鈴川がIGF退団表明

 プロレスラーの鈴川真一(33)が29日、所属するイノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)を退団したことを表明し、都内のホテルでIGF創業者で参院議員のアントニオ猪木氏(74)に報告した。

 IGFの株式を31・5%保有する猪木氏はIGF会長を務めていたが、13年の参院選当選後に辞任。今年5月には新イベント「ISM」開催を発表すると同時に「IGFは整理する」と発言したが、IGF側は猪木氏側に対して訴訟を起こし、政治資金問題を公表するなど、両者はこじれた関係にある。

 鈴川は猪木氏と対面すると、「ご心配、ご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした」と土下座をして謝罪。「今のIGFにはイノキイズム、闘魂、それがもうありません。会長(猪木氏)に弓を引くことは死んでもできません。自分は会長の闘魂を背負っています。自分は事務所(IGF)を辞めてきました」と、IGF退団を報告した。

 続けて、報道陣に対して「事務所の記事もありますが、ケガをしているというウソが出回って。ボクとしてはふざけるなと」と、IGFへの不信感もあらわにした。

 これを聞いた猪木氏は「突然の話なので。何も結論には至っていない」と話したものの、「鈴川には逆にオレがわびないといけない。水面下でいろんなことが動いている中で、選手たちにはそんなことは分からない。選手たちが生きていけるような、オレの残っている力が必要であれば、プロレス界、彼らのために…」と、鈴川の受け入れに前向きな姿勢を示した。

 また、猪木氏は、IGFとの問題についても言及。「政治資金規正法なんて簡単に扱えるもんじゃない。裁判所に出したと言うことは、週刊誌の記事にして、そこからテレビに乗っけようというというオレが昔やられた手法。オレが一番弱いのはマスコミ。彼らはそこを突いてきた。まあ、時はすべての裁判官。時間はちょっとかかるけど、全部決着はつくと思う。悪者が誰、どうこうじゃなくて、あまりののバカさ加減にね」と反論した。

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