“超新星”中野たむが本間への雪辱を宣言「次は正々堂々と1対1で勝ちます」

 「プロレス・Beginning」(26日、新木場1stRING)

 デビュー8カ月ながら急成長を遂げるアクトレスガールズの“超新星”中野たむが、先輩・本間多恵への雪辱を期した。

 この日は安納サオリと組み、堀田祐美子、本間組と対戦。22日に誕生日を迎えた中野は、それを機にコスチュームを一新した。バースデー記念に製作した50着限定のパーカは、わずか3日で完売する人気ぶり。会場には、その紫のパーカを着たファンが数多く見受けられた。

 キャリアでははるかに上の堀田相手でも、全く気後れすることがなかった中野は、本間を得意のキックで追い込むも一瞬のすきを突かれ、腕ひしぎ逆十字固めで無念のタップ。5日の新木場大会で、右ヒザのケガから1年ぶりのカムバックを果たしたばかりの本間に、復帰初勝利を献上してしまった。試合後、納得がいかない中野は、次回大会(23日・新木場)での一騎打ちを要求。本間も、これを受諾し、同大会でのシングル戦の実現が決定的になった。

 控室に戻った中野は「悔しい。誰にも負けたくない。今まで支えてくれた多恵さんには感謝してるけど、負けは認められない。次は正々堂々と一対一で勝ちます」と必勝宣言。かたや、本間は「関節技をもっとやった方がいいと言われて、練習してきました。安納のスピード、たむのパワーにはついていけないから…。今度はたむとのシングルが決まったけど、あと1カ月、もっと努力していきたい」とコメントした。 2人が激しい火花を散らしたことについて、アドバイザー役の堀田は「思わぬ展開で、何が起こるかわからない。アクトレスガールズも仲良しこよしじゃなく、一人一人『私がいちばん』という気持ちになっていけばいい。ベルトを作ってもいいし、これからどんどんおもしろくなっていく」と評した。

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