大仁田厚、好敵手チャボさんの死悼む「オレに大きな影響与えた」

ポーズをとるチャボ・ゲレロさん(左)と大仁田厚=ディファ有明(2016年8月)
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 プロレスラーの大仁田厚(59)が12日、ライバルであり友人で、肝臓がんで死去したチャボ・ゲレロさん(享年68)を悼んだ。

 大仁田は昨年8月に、自身が設立した「ファイヤープロレス」の旗揚げ戦でチャボさんとタッグを組んだばかりで、突然の悲報に「びっくりした。去年に来たときも元気で飲んだくれてたし、『春にまた来るよ』と言っていたのに…」と驚きを隠せず。「オレにも日本のプロレス界にも大きな影響を与えた。ジュニアヘビー級は跳んだり跳ねたりしないといけないと思われていたが、あの人はヘビー級とも戦えることを教えてくれた」と、存在の大きさを振り返った。

 80年代にはNWAインターナショナル・ジュニアヘビー級王座を巡ってチャボさんと抗争を展開。82年にはチャボさんにトロフィーで殴打されて左腕に32針の裂傷を負うというプロレス史に残る惨劇もあった。「あの後からオレは屈折した日々を送って、デスマッチ路線に進んでいったのは間違いない」と、自身のプロレス人生を決定づける大きな出来事であったことを明かした。

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