亀田大毅がIBF王座返上を表明

 ボクシングのIBF世界スーパーフライ級王者亀田大毅(亀田)が19日、同王座を返上することを表明した。

 同日にアメリカでトレーニングを行うため成田空港から出発する際に、「ファンの方々をお騒がせしたのは申し訳ありません。IBF王座を返上しようと思います」と語り、昨年12月の王座統一戦で判定負けを喫しながらタイトルを保持していた問題にひと区切りを打つことになった。

 亀田大は王座返上の意向を固めた理由について、「自分が(WBA王者だった)ソリスに負けたのが悪い。それは認めます」と敗戦の事実を重く受け止めていることを明かした。試合前日の計量でソリスが体重オーバーでギブアップ、戦わずしてWBA王座をはく奪された。ルールミーティングでは亀田大が敗れた場合はIBF王座は空位になるとアナウンスされたが、試合後にIBFの立会人が前言を翻して王座の保持を主張したため混乱に陥っていた。

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