一翔、次戦はGW明け大阪でW世界戦か

 東農大ボクシング部の全日本大学王座決定戦3連覇と同校出身のプロボクシング世界王者・日本王者祝賀会が23日、都内のホテルで行われ、WBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(23)=井岡、WBC世界フライ級王者・五十嵐俊幸(29)=帝拳=らが祝福を受けた。井岡は、同級スーパー王者ローマン・ゴンサレス(25)=ニカラグア=との対戦が延期になったことについて、近い将来の対戦を予想し「倒せるのは僕しかいない」と断言。またこの日、次戦は大型連休明けの5月に大阪で行われる方向であることがわかった。

 日本最速11戦目での世界2階級制覇を祝う場で、井岡が覚悟を示した。快挙達成後にWBAから90日以内の対戦指令が出ていたゴンサレス戦の興行権入札が延期。対戦必至と思われた34戦全勝の強豪との対戦が流れたことに、井岡は初めて言及し、「残念というより、近い将来やる気でいるので、次だろうがその次だろうが、同じ階級でいる限り、みなさんが期待している通り実現すると思う」と話した。

 ゴンサレスの印象は「強いですよ」と、余計な言葉を使わず一言で表現。その一方で、「勝てるのはボクしかいないと思う」と自信も見せる。だが「(対戦を)焦ってはいない。マッチメークはプロモーターのお父さん(一法氏)に任せてるので、僕は誰であろうとチャンピオンとして戦わなければならない」と、陣営の方針に従って戦う姿勢を強調した。

 井岡陣営によると、次戦は5月のゴールデンウイーク明けに大阪・ボディメーカーコロシアムで、同門のWBA世界ミニマム級王者・宮崎亮の初防衛戦とのダブル世界戦になる予定だ。

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