名城9・1世界戦決定!負けたら引退

 「WBA世界Sフライ級タイトルマッチ」(9月1日、住吉SC)

 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級元王者で同級14位・名城信男(30)=六島=が18日、大阪市住吉区の住吉スポーツセンターで会見し、9月1日に同所で同級王者テーパリット・ゴーキャットジム(23)=タイ=に挑戦することを発表した。

 プロ10年目に10度目の世界戦。“サムライ”名城が背水の陣で挑む。「挑戦者としてはこれが最後の試合。負けたら引退する」。現在、世界戦3連敗中で2度目の王座返り咲きが成らなければ、現役を退くことを明らかにした。もちろん負けるつもりはない。「勝って防衛を続けて枝川会長に恩返ししたい。このタイトルさえ獲れば、統一戦も可能になる」と気持ちを込めた。

 王者のテーパリットは、昨年12月の初防衛戦で亀田大毅(亀田)に判定勝ち、V2戦で清水智信(金子)に9回TKOで撃破するなど“日本人キラー”として君臨している。今回も王者陣営から日本開催を条件としたオファーが持ちかけられ、試合が決まった。

 「相手は若く勢いのあるファイター。必ずKO決着になる。持っているものをすべて出して悔いのない試合をしたい」と名城は真っ向からの打ち合いを宣言。ラストチャンスにすべてをかける。

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