ボクシングの角海老宝石ジム興行（19日、後楽園ホール）で対戦する同ジムの東洋太平洋ヘビー級８位・藤本京太郎(26)とＷＢＣ世界同級15位チャウンシー・ウェリバー(29)＝米国＝が15日、都内の同ジムで練習を公開した。ともにサンドバッグを数十秒打っただけだが、京太郎は「体格があって、パンチ力の差はあると思う」と、ウェリバーの印象を話した。

　勝てば日本人初のヘビー級世界ランカーとなる大一番に、「向こうはサンドバッグ打ちで息が上がっていたのでスタミナに問題があるのかも。速さもなさそうなので、大丈夫だと思う」と、自信を見せた。

　一方のウェリバーは「京太郎のことは、彼と対戦した友人らから聞いている。スピードはあるが、パワーはない」と、情報は入手済み。「彼は将来いいボクサーになると思うが、まだ経験がない。私には60戦以上の経験がある。得意の左で倒す」と宣言した。