「私が」?「リンゴが」?…自分自身のことを何て呼ぶ!?

 女性は自分のことを何と呼ぶ?多くの場合、一人称は「私」。だが名前呼びをしている女性も、チラホラ見かける。ハイヒール・リンゴもそんな名前呼びをしている女性が「大嫌いだった」という。だが名前呼びは『自分』という存在をアピールし、さらにその裏にはハイレベルな心理戦も存在するかもしれないと驚愕。定期的に論議になる女性の一人称問題について語った。

  ◇  ◇

 女性で自分自身のことを名前で呼ぶ人がいるでしょ。私なら「リンゴがね」というふうに。正直、何この人?と思っていたし、ええ年をしてと、大っ嫌いだったんですよ、そんな人(笑)。

 でも先日、こんな記事を目にしました。男性の場合、一人称はいろいろある。親しい仲だと「僕」「俺」、年配の方だと「ワシ」というのもある。そして公的な場では「私」。でも女性の場合プライベートでもオフィシャルでも一人称は「私」これ一つしかないんですね。大阪人でも「ワテ」とか「ウチ」なんてきょうび言わないじゃないですか。

 だから自分を主張するときは自分を名前で呼ぶ。「私」ではなく「名前」を一人称にすることで自分をアピールする。思い起こせば高校生くらいのころ、自分のことを「ボク」っていう女の子いませんでした?あれも結局同じ。人とは違う一人称で「自分」を主張しているんだとか。そう考えたら「名前」で自分を表現するのもいいのかなと。それも個性ですから。

 さらに自分のことを自分の名前で言うという、普通は恥ずかしい部分を相手に見せる。その事で「おかしいんじゃないの?」と相手が思い、相手が優位に立つ。マウンティングじゃないですが、あえて「名前で呼ぶ私」を相手より下におき、かわい気の演出、スムーズな会話、というメリットも期待出きるんだとか。

 そう考えると、自分を名前で呼ぶ人は、何かとてつもない心理戦を仕掛けているのかもしれない(笑)。ある調査によると20代よりも、30代の方が自分のことを名前で呼ぶ人が多いとか。私は、最初この統計が間違えているんじゃない?と思ったけど、名前呼びが30代に多いというのは「自分を見て欲しい!」という欲求なんだそう。だから20代より30代が多い。のちに40代になると、それが落ち着き名前呼びの率がグンと下がるという調査結果に、思わず納得してしまいました。

 こうした一人称問題は、ママ友の間でも夫を「旦那クン」と呼んだり、子供のことを「長男クン」と言ったりするのはどうなんだといったことと一緒に、定期的に論議になるそうです。

 そんな私も、実は自分のことを「リンゴが」と言っていた時期がありました。相方も自分で自分のことを「モモコがね」って。声が似てるから、ラジオでどちらが話しているかわからないと言われて名前を一人称にしていたんですが、でもお互い気持ち悪いからすぐにやめました。やはり向き不向きがあるようです(笑)。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

リンゴのつぶやき最新ニュース

もっとみる

    ランキング

    主要ニュース

    リアルタイムランキング

    写真

    話題の写真ランキング

    注目トピックス