頭デッカデカ「C」マーク ぼく1日キャプテン横山 三桁背番号からアピール
「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座)
午前9時、マイクロバスから降り立った横山は上半身がグレーのビジターユニホームを着用していた。「今日のキャプテンは横山か…」。
井上コーチの提案で始まった1日キャプテン制度。その日キャプテンに指名された投手、野手それぞれ1人だけが、ビジターユニホームで練習することになっている。2日に野手キャプテンを務めた江越は、黒テープで「背番号8」を貼られた黄色いウル虎ユニホーム姿でプレーし、さらに注目を集めたが、帽子をかぶってグラウンドに姿を現した横山は、江越に負けず劣らず一目で“キャプテン”と認知できる姿だった。頭にデカデカと貼られたCの文字。もちろんカープではありません。
4日のシート打撃では、馬場から宜野座1号を放った主砲・大山を、1打席目で中飛に打ち取るなど懸命にアピールしている背番号115。帽子からCマークがとれてもプレーでアピールし続ける。
(デイリースポーツ・中田匡親)