【野球】阪神がリーグワーストタイの開幕2戦連続零敗&18イニング無得点、3戦目初回に注目

 8回、森下(右)が二ゴロに倒れ、厳しい表情の岡田監督(左)=30日
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 「巨人5-0阪神」(30日、東京ドーム)

 阪神が開幕2試合連続完封負けで巨人との開幕カードに限れば初。また12球団唯一となる2試合計無得点。開幕2戦連続完封負け&18イニング連続無得点はいずれもセ・リーグワーストタイ。球団では1988年以来、36年ぶり2度目となった。

 過去に記録されたセ・リーグ開幕18イニング無得点は1988年・阪神(相手は広島)と2023年・広島(相手はヤクルト)。試合のスコアは以下の通り。

【1988年、阪神・対広島】

4月8日  ●0-3

4月9日  ●0-2

4月10日 ●1-4

【2023年、広島・ヤクルト】

3月31日 ●0-4

4月1日  ●0-1

4月2日  ●2-3

 いずれも開幕3試合目の初回に得点し、連続イニング無得点はストップした。今年の阪神はどうなるか、注目されるところだ。ちなみに、88年の阪神、昨年の広島共に試合には敗れ、開幕三連敗となっている。

 また、NPBワーストとなる開幕からの連続無得点は1967年・東京で36イニング。この時の東京は3試合連続完封負けだった。3試合目が延長13回、開幕4戦目の5回まで無得点が続いている。

 一方で巨人の開幕連続イニング無失点はセ・リーグ記録でもある20イニング。こちらは1953年に記録している。国鉄との開幕戦で、先発・別所が延長12回無失点で完封勝利。続く開幕2戦目を先発・藤本が8回まで無失点。九回に1点を失ったが9回1失点の完投勝利だった。

 なお、NPB最長は25イニング。1940年の阪神と1996年の近鉄が記録している。(デイリースポーツ・記録担当)

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