【野球】楽天 自由契約の安楽は来季無所属か 「NPBの他球団も取りにくい」と評論家 球団は再来年以降復帰の可能性は消さずも道険しく

 楽天は30日、後輩選手へのパワハラ疑惑で無期限での契約更改延期と自宅待機となっていた、安楽智大投手(27)について、自由契約とする方針を発表した。森井誠之球団社長(49)が30日、楽天モバイルパークで会見した。

 30日はNPBに提出する保留者名簿の提出期限となっていたが、安楽は名簿に記載せず、自由契約に。森井社長は来季、再契約しない方針を明言した。

 3年連続で50試合以上に登板し、楽天リリーフ陣の中心選手だった安楽。だが、過去、球界では異例ともいえる後輩へのパワハラ行為での重い処分となった。

 デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「当然の処分だろうな。昔の野球界では、こういうことはよくあった。高校時代の厳しいルールや寮での規則など、そういうのを持ち込んでくる。だいたい、さみしがり屋のやつが多いんだよな」と指摘。「プロ野球選手はいち個人事業主で、そんなことで足を引っ張っるのは言語道断。一気飲みをさせるとか、夜も引っ張り回すとか、俺らが選手、コーチの時からチームには必ずそういった気質のやつがいたもんだけど、もうより許されないよな」とした。

 安楽の今後はどうなるのか。自由契約となる以上、他球団と契約することも可能ではある。ただ、関本氏は「社会的な目もある。相手も多い。楽天がこうした処分を示した以上、少なくとも来年は他球団も取りにくいだろう。NPBでプレーするのは厳しいのではないか。今はいろいろな選択肢もあるから、海外も含めてプレーできるが、本人がどう判断するかだろうな」とした。

 プロ野球界では過去、不祥事を犯した選手が自由契約となり、1年、2年のブランクを経て球界復帰したケースもある。楽天・森井社長は今後、再契約する可能性について問われると、「現時点では2024年度で、ということでは考えておりませんが、当然彼の将来をすべて否定するものではないというところでありますので、今後彼の行動を踏まえ、それを含めて面倒をみるといったらいいのか、所属した選手ですので、しっかりとみてあげたいと思います」と、含みも残している。

 一方で、練習環境なども含めて来年は不透明な状況となることは確実。関本氏は「傷を負ったチームメートが許してくれることが大前提となるが、仮に1年だとしても、ブランクの影響は大きい。実戦はもちろん、キャッチボール相手も見つかるかどうかの状況になれば、高いレベルを保っていくのは難しい。モチベーションを含めて、道のりはかなり厳しいだろうな」と語っている。

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