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【野球】ラミレス監督「現役時代に経験」生かす DeNA日替わりオーダー

 監督の腕の見せどころのひとつであるラインアップ編成。選手の調子はもちろん、相手投手の特徴や相性などのデータを参考に、どの選手をどの打順に置くかを決めていく。DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)の考えは独特で、スタメンを組む上で最も重要視するデータは「球場別の成績」だという。

 戦う相手は誰か、ではなく、肝心なのはどこで戦うかだ。スタメンを決める上で参考にするデータについてラミレス監督は「僕はやはり球場別ですね。それはかなりチェックしています。球場別のものが一番重要」との考えを口にした。

 現在、レギュラーは宮崎、佐野、梶谷、ソトの4人。守りが重視される捕手は別として、残りのポジションは球場との相性を大きな指標としつつ、他の数字も加味して選択している。

 プレーヤーだった頃の経験から、この考えに至ったという。「この球場ではフィーリングがいい、というのは僕も現役時代に経験しました。この球場だと誰が投手でも打てる感覚というか」。だからこそまず見るのは、相手ではなく球場なのだ。

 各球場には特徴があり、それによって「投手の見え方」が変わってくる。「マウンドの景色で投手が近く見えたり、遠く見えたりする」と説明した。

 今季は二遊間を大和、倉本、柴田で日替わり起用。それぞれがスタメン出場した際は持ち味を発揮し、勝利に貢献している。オースティンは故障で、ロペスは不振で2軍調整中だが、中井や神里ら控えメンバーの奮闘もありAクラスを死守している。

 ラミレス監督が現役時代、得意としていたのが神宮球場と東京ドーム。一方で当初苦しんだのが甲子園だったという。「タフだった。アジャストするためにいろいろ研究しました」と懐かしんだ。

 広さもさることながら、「捕手が風を見て配球を変えてくる。それが分からなかった時は難しかった。風がレフト方向へ吹くと外角中心の配球になる。右打者の逆方向の本塁打が少ないのはそういったところかなと」と分析する。セ・リーグ球場を知り尽くすラミレス監督が、適材適所の選手起用で頂点を目指していく。(デイリースポーツ・山本航己)

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