【芸能】細木数子さんの後継者が“本格デビュー” その素顔とは

 「地獄に落ちるわよ」などの毒舌ワードで人気を博した占い師・細木数子さん(81)の娘で後継者の細木かおり(40)が、今日21日放送のテレビ東京系「細木数子の娘かおりが“家族の闇にズバリ”あなたの人生、変えに来ました」(後6・55)でベールを脱ぐ。初代のキャラクターが濃厚だったため、二代目もさぞやアクが強いのかと思えば、意外や意外。引退した数子さんとは違った“ズバリ”が見られそうだ。

 デイリースポーツは番組収録の合間に、かおりのインタビューを行った。「地獄に行く」「地獄に落ちる」と強烈ワードを連発した初代の娘(実際は数子さんの妹の長女で、2016年に養子縁組)とあって、何を言われてもいいように、身構えていた。

 ところが、二代目はなんとも穏やかな雰囲気。インタビューの序盤から「引き継ぐのが嫌だった」と明かし、驚いた。10年前から後継者として指名されていたが「最初は冗談じゃないってことでお断りした。自由も拘束されるし、プライベートも今までみたいにはいかない。よかれと思ってやったことがバッシングを受けるのも見てきた」と苦笑いした。

 19歳で結婚し、3児の母。14年から数子さんのアシスタント兼マネジャーを務め、共同で鑑定してきた。数子さんには他に弟子がおらず、かおり以外の人間を鑑定の場に入れたことはなかったという。18年に引き継いでから数子さんは一線を退き、引退したため、一子相伝の帝王学を伝えてきたことになる。

 00年代の数子さんはどぎついキャラクターでテレビ番組を席巻し、視聴率女王と呼ばれた。当時、数子さんは、かおりに感想を求める電話をするのが日課だったという。

 「とにかく『見ろ。今日は、どうだった?』というんです。自分に本音を言ってくれる人がいないのはわかっていて、私も『今日は(物言いが)きつかったんじゃない?』とか『今日はさすがなこと言ってたんじゃない』とか、そういう感じでした」

 「地獄に落ちるわよ」などの“決めぜりふ”の継承は否定し、自分なりの道を行くと決めている。だが、バッシングは覚悟の上だ。

 「子供たちは割と応援してくれてます。あの(初代の)キャラでいくとは思ってないので『ママはママらしくでいいんじゃない?』という感じ。おばあちゃん(数子さん)がどう言われてきたのかは、子供たちの方がネットで情報収集早いですから『数子ちゃん、こんなこと言われてるんだ』って(笑)。私もそこは仕方ないなって腹をくくってるつもりです」。初代にこびず、自分なりの道を“ズバリ”行くわよ-。(デイリースポーツ・芸能担当)

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