島川拓也 銅メダル獲得ならずも晴れ晴れ「楽しかった。やれることは全て尽くした」 番狂わせ連発も3位決定戦で惜敗「メダルをお見せしたかったのは正直な気持ち」とも

 「ミラノ・コルティナ五輪・フリースタイルスキー・男子デュアルモーグル・3位決定戦」(15日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク)

 島川拓也(27)=日本仮設=がマット・グレアム(オーストラリア)に15-20で惜しくも敗れ、4位に終わった。準々決勝、準決勝で格上を次々と撃破したが、メダルにあと一歩届かなかった。

 レース後、島川は「ラッキーもあったが、ちゃんとこのチャンスをものにして一つずつ進めたかなと思います」と激闘を振り返った。チームメートと抱き合ったが「この2シーズン、五輪選考会をW杯で全部やって来た仲間たちだったので。ライバルでもあるが、称えられたというのはこれまでを互いに知ってるからかな」と話した。

 12日のモーグル男子は予選を12位で突破。20人による決勝1回目に進んだが15位と順位を落とし。8人による決勝2回目には進めなかった。その悔しさを晴らすべく1対1のデュアルで快進撃。2種目を終え「楽しかったです」と感想。「家族や会社の方、スポンサーさんが現地に見に来てくれているので、一つでも多く自分の滑りを見せたいという思いだた。怪我なく終えて、いい滑りも中にはできたのでホッとしています」と話した。最後には「あと一つ、メダルを皆さんにお見せしたかったのは正直な気持ちだが、自分のやれることは全て尽くした」と晴れ晴れとした表情だった。

 営業職の会社員との二足のわらじで、24年3月にW杯で初の表彰台(2位)に立つなど、着実な成長を遂げた島川。トップアスリートの誉れである大舞台で底力を発揮した。

 ◆島川拓也(しまかわ・たくや)1998年12月18日生まれ。出身地北海道札幌市出身。北海道科学大高、札幌国際大を経て、日本仮設に所属。

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