阪神・ドラ1立石 見て学べ!別メニューでも宜野座帯同 佐藤輝とも早速交流、森下からは金言「ケガがプラスに」
「阪神春季キャンプ」(9日、宜野座)
阪神の藤川球児監督(45)が9日、この日初めて宜野座に合流したドラフト1位の立石正広内野手(22)=創価大=を、11日からの第3クール以降も宜野座組に帯同させると明言した。「右脚の肉離れ」で今キャンプは具志川組スタートだったが、英才教育として主力選手が多くいる環境で見て学び、成長していくことを求めた。
藤川監督が動いた。就任してからこれまでも、頃合いをみて具志川組の選手を宜野座に呼んできた指揮官。第2クールの最終日、ついに黄金ルーキーの立石を呼んだ。
「他の選手もですけど、この景色を見ておくということが、彼の野球人生にとって(いいこと)。このへんはすべて計算してます」
宜野座で背番号9がお披露目された。サプライズ登場に「立石くーん!」と360度の虎党から声援が飛ぶ。この日は肌寒い曇天の下、サブグラウンドでノック。室内練習場に移動後はマシン打撃を行うなど、黙々とバットを振り込んだ。最後は新施設の「めんそー路」で患部を気にかけながら、ランニングで汗を流した。
練習内容自体は具志川でやってきたものと違いはないが、環境が大きく異なる。大勢のファンに見られることに加え、実績十分の選手たちがそろう宜野座。「プレーの質とか、見て学んだり。経験になると思います」と指揮官は狙いを明かした。
期待通り、早速先輩たちとも交流した。「早く打撃を見てみたい」と対面を熱望していた佐藤輝と笑顔であいさつ。大学時代から同じトレーニング施設を利用し、昨年末に自主トレもともにした森下とは、打撃練習中に身ぶり手ぶりを交えて会話。立石も尊敬する“師匠”は、かわいい後輩に金言を送った。
「キャンプで無理にやりすぎて、ケガをする方が良くないと思う。逆にケガをしたことによって、自分の体に向き合う時間が増えるのでプラスに働くと思う。自分も環境に慣れていく中で別メニューで良かった」
自身も1年目のキャンプは、同じ「右脚の肉離れ」で具志川スタートとなった森下。そこから復帰し、オープン戦で大暴れ。開幕スタメンをつかんだ。ルーキーながら2桁本塁打も放ち、リーグ優勝、日本一に貢献した経験者が貴重な言葉を残した。
11日からの第3クールでは、紅白戦や対外試合といった実戦も増え、立石にとってプロのスピードを間近で体感する絶好の機会になる。藤川監督は虎の未来を担うルーキーを手塩にかけて育てていく。
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