日本スケート連盟がスピードスケートのナショナルチーム(NT)の中長距離を率いるヨハン・デビット・コーチ(38)と契約を更新することで大筋合意したことが22日、関係者への取材で分かった。女子団体追い抜き金メダルなど躍進に導いたオランダ流の指導体制を継続する。今大会後に正式契約する。
デビット氏はソチ五輪後、日本電産サンキョーの高木菜らを1季指導。15~16年シーズンからNTに招かれ、世界有数の強豪となった高木美らを鍛えた。当初の契約期間は2年の見込み。日本連盟はデビット氏を短距離も含めた総監督の位置づけとする方向で調整している。