坂本花織「脳みそ凍りそう」 極寒は辛くても…五輪会場で上々の初滑り

公式練習での演技を終え、満足いかず苦笑いする坂本花織=江陵(撮影・高部洋祐)
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 フィギュアスケート平昌五輪代表の坂本花織(17)=シスメックス=が5日、江陵アイスアリーナで初滑りを行った。ただしこの日の割り当ては本番リンクではなく、会場地下にある練習用。それでも同じ建物の空気をめいっぱい吸い込み、1人で広いリンクを占領してみっちり体を動かした。

 練習では最初にSPを確認し、終了間際にフリーを一度流した。SPは冒頭の3回転-3回転を流れるように決めるなど、全てのジャンプを着氷。フリーでは転倒もあったが、「今日は足慣らしでやろうと思った」と、ここから徐々に調子を上げていくつもりだ。

 会場中を埋め尽くす五輪マークには「ちょっと別世界みたいな感じというか、見てるだけで緊張する」と苦笑いした。

 この日の予想最高気温は氷点下。寒いリンクに慣れた坂本でもこの極寒はこたえるようだ。「脳みそ凍りそう。首から下は着込めばなんとかなるけど、ここ(顔)が…。『寒い』しか出てこない」と独特の表現で話した。

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