平昌五輪 ブックメーカーは…男子フィギュアは羽生、宇野、チェンの3強

 冬季競技の祭典・平昌五輪まであと約1週間となった。英国のブックメーカーは各競技の最新のオッズを発表。注目が集まるフィギュアスケート男子では、66年ぶりの連覇を狙う羽生結弦(23)=ANA=、日本の2枚看板の1人、宇野昌磨(20)=中京大=、“4回転の申し子”ネーサン・チェン(18)=米国=が人気面で“3強”を形成した。「ピナクルスポーツ」は羽生が1番人気の2・57倍。チェン(2・85倍)、宇野(3・60倍)と続く。「ウイリアムヒル」はチェンが2・875倍で1番人気。羽生と宇野がともに3・25倍の2番人気。「10Bet」は宇野を1番人気の2・00倍とし、羽生が2・25倍、チェンが2・75倍で続く。

 その他の日本の金メダル有力競技では、「10Bet」のオッズで、スピードスケートの小平奈緒(31)=相沢病院=が500メートルで1・20倍、1000メートルで1・50倍と“鉄板級”の評価がついている。中距離のエース、高木美帆(日体大)も1500メートルで1・66倍の1番人気に指示された。スキーのノルディック複合ではW杯総合で首位に立つ渡部暁斗(北野建設)が個人ノーマルヒル、ラージヒルとも1番人気の4・30倍。スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(木下グループ)が3・00倍で2番人気。1番人気のショーン・ホワイト(米国、2・25倍)と人気を分け合っている。男子モーグルでは世界王者の堀島行真(中京大)が意外にも13倍で6番人気と低評価。遠藤尚(忍建設)が8倍で3番人気。ミカエル・キングズベリー(カナダ)が1・33倍で断トツの1番人気となっている。

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