「リオ五輪・競泳・男子４００ｍメドレーリレー・決勝」（１３日、五輪水泳競技場）

　２３個目の金メダルを首に下げ、星条旗を手にプールに別れを告げた。今大会限りで引退する「水の怪物」マイケル・フェルプス（３１）＝米国＝は競技人生の締めくくりとなった男子４００メートルメドレーリレーで米国の９連覇に貢献。「最後を望んでいた通りに飾れた」と感慨に浸った。

　バタフライの第３泳者として２番手で飛び込むと、強烈なキックで英国を逆転。優勝への流れをつくった。

　プールから上がれば「１８歳の時とは違う」と明かすように体に痛みを感じる。それでも金５、銀１のメダルをつかみ、晴れやかに五輪の舞台を去った。