【ベルリン共同】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会から90日間の暫定活動停止処分を受けているミシェル・プラティニ副会長(60)は20日、処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。AP通信が報じた。来年2月のFIFA会長選に立候補しているが、処分のため資格審査を保留されている。
2011年にFIFAのゼップ・ブラッター会長(79)がプラティニ副会長へ200万スイスフラン(約2億4千万円)をFIFA資金から不法に支払った疑いがある。スイス検察当局が背任や横領の疑いで捜査に乗り出し、2人は倫理委から暫定活動停止処分を受けた。