G大阪、逆転CS出場へ“再現弾”狙う

チームに合流した藤春
2枚

 J1・G大阪は19日、リーグ最終戦の山形戦(22日、万博)へ向け、吹田市内で練習した。FW宇佐美貴史(23)とDF藤春広輝(26)は日本代表遠征から戻り、チームに合流。別メニューで調整した。

 現在年間4位のG大阪。3位FC東京の結果次第となるが、チャンピオンシップ出場のためには勝つしかない一戦で“再現弾”を狙う。

 15日の天皇杯準々決勝・川崎戦では、苦手とする川崎から2得点で快勝。特にFWパトリックのクロスにMF大森が合わせた1点目は、課題としているクロスへの飛び込みから生まれた。「今まではクロスに対してパトリックの1枚しかいなかった」(長谷川監督)と、川崎戦までの1週間で攻撃面を重点強化。この日の練習でも同様に、クロスからの形を確認した。

 「山形は川崎と同じ3バック。同じイメージでやっていく」とDF丹羽。指揮官の「意識はだいぶ出てきた」という手応えを、最終戦のピッチで体現する。

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