浦和が逆転負けでACL敗退

 鹿島-ウェスタンシドニー 後半、ウェスタンシドニー・田中(3)と競り合う鹿島・金崎。奥右はウェスタンシドニー・高萩=シドニー(共同)
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 「ACLグループG 浦和1-2水原」(21日、埼玉ス)

 浦和のグループリーグ敗退が決まった。引き分け以下で敗退が決まる状況だった水原(韓国)戦で1-2で敗れた。Jリーグ勢4チーム(浦和、鹿島、G大阪、柏)の中で最も早く、グループリーグ1試合を残しての屈辱となった。勝った水原はグループリーグ突破が決まった。

 直近のリーグ戦から先発8人を替えて臨んだ。前半に再三、相手に決定機をつくられ、GK西川の好セーブでしのいできた。戦況を打開すべく、ペトロビッチ監督はMF阿部(起用位置は3バックの右)、FWズラタン、MF梅崎を投入。一気に交代枠を使い切る奇策に出た。

 後半24分に高木のクロスにズラタンが頭で合わせて先制したが、同29分にMFコ・チャウォンに、同43分にはFWカイオにゴールを許し、力尽きた。

 西川は「ホームでしたので、僕たちは勝つしか道はなかったですし、勝つための努力を90分やった結果、敗戦したのはしんしに受け止めないといけないです」と渋い表情。ACLの残り1試合は消化試合となったが、「Jリーグを代表して出ている大会なので、勝って終わりたい」と1勝を挙げることを誓った。

 他の国との差を埋められない現状について、「本当にちょっとしたところになっていくんですけど、詰めていく作業をもっと責任感を持ってやらないといけない。どんなシュートが来ようと止められるように練習を頑張っていきたいと思う」と漏らした。

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