なでしこ鮫島INACへ移籍

 なでしこリーグ・仙台が16日、なでしこジャパンの11年W杯優勝メンバーDF鮫島彩(27)がINAC神戸に移籍すると発表した。

 仙台がチャレンジリーグに所属していた12年にモンペリエ(フランス)から移籍。なでしこリーグ昇格に貢献した。昨年はアメリカ、ヒューストン・ダッシュへの移籍を目指していたが、2月に日本代表合宿で右膝を負傷した影響で契約ができずに治療に専念。結果的にリーグ戦6試合に出場した。

 仙台を通じ、「2年半の間、支えてくださいましたチーム関係者の皆様、スポンサーの皆様へ心より感謝申し上げます」と感謝をつづった。そして、「1部昇格を共に喜び、毎試合共に戦ってくださったサポーターの皆様。昇格後は怪我でチームに十分な貢献ができず申し訳ありませんでしたが、試合会場や練習場でいつも笑顔で支えてくださり、選手として幸せを感じておりました」と仙台での日々を振り返った。

 INAC神戸には、MF澤穂希、FW川澄奈穂美らが所属している。

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