日本完敗 ネイマールが全4ゴール

後半、2点目のゴールを決め喜ぶネイマール(10)=共同
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 「国際親善試合、日本0‐4ブラジル」(14日、シンガポール)

 ハビエル・アギーレ監督(55)率いるFIFAランク48位の日本代表が、同6位の“王国”ブラジル代表と対戦。エースFWネイマールに全失点の4ゴールを決められ、0‐4で敗れた。

 日本は10日のジャマイカ戦から先発メンバーを6人入れ替えた。FW本田圭佑(ACミラン)、DF長友佑都(インテル・ミラノ)をベンチに置き、DF太田宏介(FC東京)、FW小林悠(川崎)らをスタメンに起用した。

 一方のブラジルはエースFWネイマールが先発し、前半18分、FWジエゴタルデリからのスルーパスを中央で抜け出したネイマールが受け、DF酒井高徳(シュツットガルト)の追走を振り切り、GK川島永嗣(スタンダール)も右にステップして交わしながら、先制ゴールをネットに突き刺した。

 日本は後半開始から本田を投入。同6分にはFW武藤嘉紀(FC東京)、同33分にはFW柿谷曜一朗(バーゼル)をピッチに送り込んだ。

 ブラジルはネイマールが後半3分にも、日本が相手陣内で犯したミスからのスルーパスを中盤で抜け出して受け、そのままGK川島と1対1となると右足のサイドで冷静に転がし、ゴール右隅に2点目のゴールを決めた。

 ブラジルは後半31分にMFカカを投入。カカは直後にヘディングシュートで日本ゴールを脅かすと、そのこぼれ球をつないだブラジルはネイマールが押し込み、ハットトリックを達成した。

 さらに後半36分、ブラジルは後半途中のFWロビーニョから左タッチライン際のカカへ。カカは左足でフワリとゴール前へクロスを上げ、待ち受けたネイマールが滞空時間の長いジャンプから、GK川島の動く逆方向へ頭で押し込み、4点目のゴールを決めた。

 日本は前半24分に相手がクリアミスしたボールをFW小林がダイレクトに左足でボレーシュートを放ったが、ボールはわずかにゴール左上へ外れた。

 後半は守勢に回り、本田、武藤らも決定機を作ることはできず。後半43分には柿谷がヘディングシュートを放ったがゴールを奪えなかった。

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