日本代表OBが聖地から現代表へエール

ゴールを決めた中山雅史氏(手前)とタッチを交わす堀池巧氏(左)とラモス瑠偉氏(撮影・開出 牧)
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 20年東京五輪に向けて、解体、改築に入る現在の国立競技場での最後のイベントとなる「SAYONARA 国立競技場 FINAL」が31日、行われた。サッカーのレジェンドマッチには、男女日本代表のOBが参加。聖地最後の1日を盛り上げた。

 前半7分には、MFラモス瑠偉のスルーパスに抜け出したFW中山雅史が相手GKの股を抜く技ありゴール。中山は「僕のテクニックを生かすには持ってこいのピッチだった」と、聖地に感謝した。

 現在、目前に迫ったブラジルW杯に向けて米国合宿中の日本代表には「キプロス戦は体が重い中での試合だったけど、結果は出たし、ケガ人のチェックもできた。これから数週間でどれだけ調整できるかでしょう」と話した上で「FW陣も本番になれば決めてくれるはず。責任、プレッシャーが大きいのは当たり前、代表なんだから。それを感じて戦う幸せを感じて欲しい」と、エールを送った。

 ラモスも「キプロス戦はみんな本来の出来じゃなかった。疲れていたね。もっとみんなが自信を持って欲しい。そうなれば、今の日本代表は負けない。ベスト4は行くよ」と、ゲキを飛ばした。

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