FC岐阜ラモス新監督「負け癖払拭だ」

 J2・FC岐阜のラモス瑠偉新監督(56)が20日、東京都府中市の府中市立体育館で行われた「東日本大震災復興支援フットサル」に選手として出場した。

 7年ぶりにJリーグの舞台に戻ってくるラモス新監督。震災復興支援フットサルのイベントに姿を見せると、岐阜改革への熱い思いが、せきを切ったように口をついた。

 「昨年の(岐阜の)試合映像を見たが、面白くなかった。選手はお金もらっているプロ。結果を出さなきゃいけない。2年連続21位だから大きなことは言えないよ。でも、負け癖は早く払拭(ふっしょく)したい。とにかく、面白いサッカーを見せて、岐阜は変わったと思わせたい」。低迷が続くチームの浮上へ、強い意欲を見せた。

 今季は川口能活、三都主アレサンドロという元日本代表の加入が決定した。「川口、三都主だけでなく、高地、深谷、難波とサッカーをよく知っている選手が来てくれたのはありがたい。こういう選手たちにもうひと花咲かせてあげたい」。岐阜に新天地を求めた経験ある選手たちへの親心を見せたが、優しさを見せたのはこの時だけ。

 2007年に古巣の東京VをJ1昇格に導いて以来のJリーグ。「J2が難しいことはよく知ってる。今年は上位を目指して、全部勝つつもりでやる。そして、来年には(J1)昇格を目指せるいチームにしたい。そのために、オレは厳しくやる。真剣にできない選手は、途中でもクビにする!」。岐阜を強くするため、新監督は鬼にもなるつもりだ。

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