１６年ぶりのＪＲＡ女性騎手を目指す藤田菜七子さん（１８）ら競馬騎手課程第３２期生の６人が２１日、千葉県の鎌ケ谷スタジアムでプロ野球・日本ハムの新人選手との交流会を行った。　訓練用の木馬体験では、ドラフト４位で昨年のセンバツ優勝投手の平沼翔太（敦賀気比）に乗馬指導。その後はグラブとバットを持ち、キャッチボールや、ティー打撃を行った。　身長１５７センチの藤田さんは「体格の大きさが違うので驚きました。私たちも頑張って、（騎手）免許試験に合格するために日々のトレーニングに励んでいきたい」と話した。

　３２期生は来月９日に競馬学校を卒業、同１１日に発表される騎手免許試験合格者に名を連ねれば、００年の西原玲奈以来、７人目の女性ジョッキーとして３月にデビューを迎える。