「２歳新馬」（４日、中京）

　評判通りの強さを見せた。１番人気のシュウジ（牡、父キンシャサノキセキ、栗東・橋口弘）が１分２２秒５のタイムで快勝。異父兄に１３年の北九州記念を制したツルマルレオンを持つ血統馬が初陣を飾った。序盤は好位を追走していたが、鞍上の小牧太騎手は馬の気に任せて、３角手前で先手を奪取。直線の急坂を力強くクリアすると、内から迫った５番人気のレッドカーペット（２着）を楽に振り切り、１馬身３／４差をつけてフィニッシュした。小牧騎手は「すごく真面目で、軽く肩ムチを入れただけで行ってしまった。これからいかに落ち着かせていくかだと思う」と語った。

　なお、さらに鼻差の３着には中団から差し込んだ３番人気のクライシスが入った。