花燃ゆ最終回も奮わず視聴率は12・0%

 13日に放送を終了した、女優・井上真央主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の最終回視聴率が関東地区で12・4%だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。全話(50話)平均は、12年「平清盛」の12・0%と並ぶ大河史上ワーストタイの数字となった。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(井上真央)を主人公に、幕末から明治時代を舞台に描かれたオリジナル作品。視聴者になじみの薄い人物を主人公にした物語に対しては、放送前から不安視する声もあがっていた。

 初回を大河ドラマ歴代ワースト3位の16・7%でスタート。そのまま数字が下降し、4月には史上最速で視聴率1けた(9・8%)を記録した。

 5月にはNHKの籾井勝人会長が会見で同作について「やはり(数字が)低すぎるという気がしている」と感想を述べ「幕末の面白い時代でもある。ただ若干、前半は話がばらけたかな。話が散漫だったかなという気がしています」と分析したことも。

 最終的には1けたを計5回、第4話以降は一度も15%を回復できず、おおむね10%台前半で推移したまま放送を終えた。

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