タモリ 菊池寛賞より「口きかん賞」

菊池寛賞を受賞し、あいさつするタモリ=都内(撮影・西岡 正)
菊池寛賞を受賞し、賞を受け取るタモリ(左)=都内(撮影・西岡 正)
菊池寛賞を受賞し、壇上へと向かうタモリ(右は阿川佐和子)=都内(撮影・西岡 正)
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 お笑いタレントのタモリ(69)が5日、都内で行われた「第六十二回菊池寛賞」贈呈式に出席し、「口きかん賞」設立を計画していたことを明かした。

 同賞を受賞したタモリはスピーチで「『いいとも』で毎年、1番無口だった人に『口きかん賞』をあげたかったんです、実現しませんでしたが」と“キクチカン”を“クチキカン”ともじった賞を提案していたことを告白した。

 自身が元ネタを受賞するとは思っていなかったようで「本当にありがたいです。まさか本物をもらえるとは」と驚いていた。

 壇上では選考顧問の作家・平岩弓枝氏(82)に突っ込み、お笑いの本領を発揮した。平岩氏が祝辞でタモリの名前を挙げ忘れたことを「バラエティー(タレント)は評価されにくい。平岩さんの言葉にもわたしは無かったし」と指摘。大御所をネタにしてしっかりと笑いを取った。

 この日はほかに、エッセイストの阿川佐和子(61)、女優の白石加代子(72)らが同賞を受賞した。

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