「ひこうき雲」は雪村いづみの曲だった
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歌手・雪村いづみ(77)が1日、都内で、デビュー60周年を記念し、荒井由実(現・松任谷由実)の代表曲「ひこうき雲」を、43年ぶりに再レコーディングした。10月末より配信リリースする。同曲は、もともとユーミンが雪村のために書き下ろした作品だったことも明らかになった。
雪村は同曲を71年に一度レコーディングしたが、編成上の理由でリリースされることはなく、90年のアルバム「カモン・バック」に当時の音源のまま収録された。レコーディング当時、雪村は「とっても好きな曲。荒井由実さんのまっすぐで素朴な歌声にあこがれてます」などと話していた。
この日は、長年の音楽パートナーでジャズピアニストの前田憲男(80)の演奏に合わせ熱唱。前田から「ばけものですね、衰え知らず」とたたえられた雪村は、「この歌に巡り会えて良かった」と話し、89年以来25年ぶりの紅白出場にも「復活?いいですね」と意欲を見せていた。