違反者の40%が若年層と指摘 ロシアのドーピング問題で

 【ロンドン共同】国際陸連がロシア陸連に資格停止処分を科すなど組織的なドーピング問題に揺れるロシアで、同国反ドーピング機関(RUSADA)元責任者ハブリエフ氏が、違反者の約40%は若年層のユース世代であると指摘していることが27日、分かった。英BBC放送などが報じた。

 最近では重量挙げの世界選手権でもロシア選手のドーピング違反が出た。ハブリエフ氏は「ドーピング問題は深刻で、緊急の課題。その4割が若者の違反者ということは警戒すべきことだ」と述べた。

 世界反ドーピング機関(WADA)から「不適格組織」と認定されたRUSADAは組織再編のため幹部が総辞職した。

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