反ドーピング機関の責任者辞任 ロシア、「不適格組織」認定

 【ローザンヌ(スイス)共同】ロシアのスポーツ省は10日、同国反ドーピング機関の責任者、ハブリエフ氏が辞任したと明らかにした。AP通信が報じた。ロシア陸上界の組織的なドーピング問題に関与したとして11月に世界反ドーピング機関(WADA)から「不適格組織」と認定された同国の反ドーピング機関は、組織改革による再建を目指している。

 ロシアでは組織ぐるみの薬物スキャンダルでWADAから認定を取り消されたモスクワ検査所のロトチェンコフ所長が11月に辞任している。

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