2020年東京五輪・パラリンピックのシンボルマークとなる公式エンブレムが白紙撤回となった問題で、大会組織委員会は9日、選考プロセスの透明性を高めるため、新たなエンブレムを外部有識者主導で選定する方針を明らかにした。早ければ28日の理事会で新デザイン選定を担う「エンブレム委員会」(仮称)を設置し、応募資格や選考基準の策定に着手する。
新エンブレムの決定時期は未定という。
組織委はエンブレム委の発足に向け、数人の有識者で構成する「準備会」を来週にも立ち上げ、(1)エンブレム委の人選(2)旧エンブレム選定の検証(3)新エンブレム選定の基本方針決定-を委ねる。