侍Jが逆転サヨナラ勝ちで本番に弾み

9回、嶋は左前にサヨナラ打を放つ=福岡ヤフオクドーム(撮影・西岡正)
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 「侍ジャパン強化試合、日本3-2プエルトリコ」(6日、ヤフオクドーム)

 「WBSCプレミア12」の開幕を2日後に控えた強化試合の第2戦。前日(5日)に勝利した日本は、この日も土壇場で逆転サヨナラ勝ちし2連勝。本番に弾みをつけた。日本は8日のグループB開幕戦(札幌ドーム)で韓国と対戦する。

 日本は1-2の九回、先頭・坂本(巨人)が左前打で出て、1死三塁から秋山(西武)が相手7番手右腕のアヤラから左前に同点タイムリーを放った。

 秋山はさらに二盗を決め、最後は1死一、二塁から主将・嶋(楽天)が左前にサヨナラ適時打を放った。

 嶋はヒーローインタビューで「坂本、秋山が必死につないでくれたので、何とか返したいという気持ちだけだった。シーズン中はなかなか活躍できなかったので、久しぶりに出たなという感じです。(日本は)チャンスは作れたが、1本が出ない苦しい戦いだったが、チームが一つになって戦ったことが九回の結果につながった。それでも、このような戦いをしていてはそう甘くは勝てない。もう1度気を引き締め直して本番に臨みたい」と話した。

 日本は0-2の六回2死三塁から相手の暴投で1点。先発・菅野(巨人)は初回にボークで1点を先制され、四回には3番手・武田(ソフトバンク)が犠飛で2点目を許した。

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