ヤクルト3連勝!小川が今季初完封

力投するヤクルト先発ヤクルト・小川泰弘=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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 「広島0-5ヤクルト」(12日、マツダ)

 ヤクルト先発の小川康弘投手が、9回4安打9奪三振の好投で今季初完封。チームは3連勝を決めた。

 小川は初回、2四球を与えて2死一、二塁のピンチを招いたが、シアーホルツを中飛に仕留めて無失点。「立ち上がりはいつも良くない。何とか粘って0で切り抜けたのがよかった」(小川)と言う通り、その後は走者を背負いながらも要所を抑えた。

 二回から四回は三者凡退。五回には初安打を許すなど無死一、二塁とされたが、得点は与えなかった。八回無死一、三塁の場面でも落ち着いて後続を抑えた。

 打線も初回に山田のソロで先制。五回には大引の3ランで援護した。

 小川は「テンポとリズムを意識して投げた結果がいい方向に出た。ピンチになっても自分の中で考えすぎずに、対バッターで勝負できたっていうのが良かったかなと思います」と好投を振り返っていた。

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