ドジャース 散った3連覇の夢 強先発投手陣踏ん張れず リードもらいながらナ優勝決定S4戦全て逆転負け
ドジャースはメジャー最強の先発投手陣を形成してポストシーズン(PS)に臨んだはずだったが、要所で踏ん張れず、継投策も不発に終わってワールドシリーズ(WS)3連覇の夢が散った。
PSで先発を担ったのは、ともにサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に2度輝いたスクバル、スネルの両左腕に、昨季のWS最優秀選手の山本、剛腕グラスノーの4人。大谷こそ故障のため投げられなかったが、フリードマン編成本部長が「今までで最高かつ最も層が厚い」と誇ったように、顔ぶれは頭一つ抜けていた。
しかし、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズでは目算が外れた。PSを見据えて8月に獲得したスクバルは初戦を任されて5回2失点で負け投手に。第2戦の山本はPSで自身最短の三回途中に降板し、第3戦では今季被本塁打ゼロだったスネルが3発を浴びた。第4戦のグラスノーも五回を持たず、同シリーズの先発陣の防御率は6・50。リードをもらいながら4人そろって反撃を許し、4戦全てで逆転負けする一因となった。
投手交代を巡る采配も裏目に出た。第2戦では複数回を投げられる佐々木朗を1回で代えて投入したブービッチが同点ソロを浴び、第3戦はスネルを今季初めて七回まで引っ張ったことがあだに。継投がほぼ決まり、全4戦で救援陣が勝ち投手になったブルワーズと対照的な結果になったが、ロバーツ監督は後悔を否定し「あらゆる面で上回られた」と完敗を認めた。
