ロバーツ監督 大谷翔平3ラン後の激情を見て「彼も一人の人間」明かした真意「悔しさも勝たせたい思いも」万全で無くても「大きな敬意を抱いている」

 「ナ・リーグ優勝決定シリーズ、ドジャース-ブルワーズ」(15日、ロサンゼルス)

 ドジャースが悪夢の4連敗でワールドシリーズ3連覇を逃した。試合後の会見でデーブ・ロバーツ監督は二回に3ランを放って感情を爆発させた大谷翔平選手について「めったに見ないね」と驚きを口にした。

 メイが投じた甘いボールを完璧に捉えると、打球が右翼席に着弾する前に三塁ベンチを向いて絶叫。そして何度もガッツポーズを繰り出した。「あれほど感情をあらわにするショウヘイは、めったに見ない」と振り返り、「ずっと心の中にたまっていた怒りやフラストレーションが、一気に表れたのだと思う。あの打球は、おそらくここ2、3カ月で彼が打った中でも最高の打球だった。そして、非常に大きな一打だった」と言う。

 「ホームランの後、ダグアウトのほうを見て、あれほど感情を表現した。それは、彼がどれほどチームを大切に思っているかを示していると思う」と指揮官。その上で「彼も一人の人間なんだ。悔しさもあるし、チームを勝たせたいという強い気持ちもある。あれは本当に大きな一打だったよ」と大谷の気持ちを慮った。

 結果的にポストシーズンで初めて1番起用したことがトリガーとなった形に。「私はこれからもショウヘイを信頼し続ける。彼は地球上で最高の選手だと思っているし、今は完全に健康な状態ではない。それでも、逃げずに出場し続け、100%の状態でなくてもプレーしたいという姿勢には、大きな敬意を抱いている」とロバーツ監督は言った。

 「以前にも話したけれど、これは全員の責任なんだ。結果を出せなかった選手が一人だけいたわけではない。チーム全体の問題だよ。それでも、ショウヘイが今日見せてくれたものには、本当に感心している」と話していた。

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