大谷翔平 いよいよ地区S開幕 ライブBPで柵越え11本「状態いい」IL中は家族との時間で英気養う

 ポストシーズンは3日(日本時間4日)に5回戦制の地区シリーズが始まる。ドジャースの大谷翔平投手(32)は本拠地ドジャースタジアムでブレーブスとの第1戦に向けて最終調整を行った。フリー打撃で柵越えを連発し、ライブBP(実戦形式の打撃練習)でも快音を響かせた。記者会見では戦線離脱中の家族の支えに感謝し、「オフェンスに集中したい」と球団初のワールドシリーズ(WS)3連覇を見据えた。

 無人のスタンドに快音が響き渡った。本番に向けた最終調整。先発右腕シーハンが登板したライブBPで大谷が右翼線へ鋭いラインドライブを放った。

 9月中旬に負傷者リスト(IL)に入る原因となった右上腕二頭筋の負傷。復帰後5試合に出場したが打率・238(21打数5安打)、0本塁打と振るわなかった。4日間のチーム練習で3度のフリー打撃を行い、紅白戦では山本を相手に3打席に立った。患部の状態が心配されたが、打撃感覚をつかむため精力的にバットを振った。

 「(右腕は)かなり良くなっている。スイングもスムーズになっている」

 この日のフリー打撃では23スイングで2度の3連発を含む11本の柵越え。「状態的にはいいと思う」と手応えを口にした。

 右腕だけでなく、左膝や首も故障。ケガに苦しめられた1年だった。支えとなったのは家族の存在だ。戦線離脱した15日間は「子どもたちと接する時間が長かったので、あまり暇な時間はなかった」と大谷。「一人(独身)の時だったら考える時間も長いし、相当しんどかったのかなと思う。いっぱい人がいたので気持ちの面でだいぶ違った」と感謝した。

 自宅では患部を悪化させないために右腕を封印。抱っこは左手だけだった。「(生後3カ月で首が据わっていない)息子は無理ですけど、娘(1歳)を中心に左手で頑張っていました」と父親の顔をのぞかせ笑った。

 周囲に助けられて臨む3度目のポストシーズン。「シンプルにオフェンス(攻撃)に集中したい」。目指すは球団初のWS3連覇。大谷が攻撃の口火を切る。

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