村上宗隆の決勝犠飛でホワイトソックスが地区S進出王手!「勝ちきれてよかった」1安打1打点2得点で打線けん引→投手陣が踏ん張って逃げ切る
「ア・リーグ・ワイルドカードシリーズ、アストロズ3-6ホワイトソックス」(29日、ヒューストン)
ホワイトソックスが快勝で地区シリーズ進出に王手をかけた。「4番・一塁」で先発出場した村上宗隆内野手は初回に決勝犠飛を放つなど、4打数1安打1打点、2得点で打線をけん引した。
初回、2四球と敵失で1死一、三塁と好機を広げ、巡ってきたポストシーズン初打席。村上は2球目の低め変化球を捉えて右翼へ運んだ。犠飛には十分な距離。三塁走者が生還し、先制点をたたき出すと強力なホワイトソックス打線に火が付いた。
二回にはアントナッチが2点タイムリーを放って追加点を奪った。さらに四回には30発トリオの1人、C・モンゴメリーがチーム初本塁打となるソロで加点。五回には先頭・村上が2球で追い込まれながらも冷静にボールを見極めて四球を選び、マイドロスの適時内野安打で5点目のホームを踏んだ。
3点差に迫られた七回には先頭で変化球に詰まりながらもしぶとく左前に落とした。ポストシーズン初安打をマークすると、一塁塁上で舌をペロリ。その後、相手のバッテリーエラーで生還しゲームの流れを再び引き寄せた。
投げては先発のスミスが3回無失点の好投で主導権を相手に渡さず。以降はリリーバーがしっかりとつないでリードを守り切った。八回にはバルガスの悪送球が適時失策となって3点差に迫られたが逃げ切った。
ウイニングボールをつかんだ村上は満面の笑みを浮かべてマウンドへ向かい、バルガスと何度も胸をぶつけ合った。チームメートとハイタッチをかわしたが、ベンチに戻るとすぐに表情を切り替えた。
試合後のグラウンドインタビューでは「初戦が大事だと思っていたので勝ちきれてよかった」と語り、「何とか先制点取れるように。先に点が取れたことは大きかった」と振り返り、初安打には「そうですね。よかったです」と白い歯をこぼした。第2戦へ「明日も大事なので、100%の準備で集中して頑張りたいです」と力を込めた。
3年連続100敗超からMLB史上初めてポストシーズン進出を果たしたホワイトソックス。惜しくもガーディアンズとの地区優勝争いには敗れたが、最後の最後まで奮闘した。その勢いそのままに敵地に乗り込んだワイルドカードシリーズ初戦。生まれ変わったチームが先手を取り、地区シリーズ進出へ大きく前進した。
