DeNA 中川颯の現役引退を発表「この先の人生について自分自身と向き合う中で」決断の理由明かす 最高の思い出は「日本一のパレード」

 DeNAは30日、中川颯投手の現役引退を発表した。前日の29日に戦力外通告を受けており、ユニホームを脱ぐことを決断した。

 中川颯は球団を通じ「この度、中川颯は今シーズン限りで現役を引退することを決断しました。オリックス・バファローズに入団してから現在に至るまで、プロ野球選手として過ごした6年間、熱い声援を送ってくださったファンの皆さま、支えてくださったチームメイトやスタッフの皆さまに、心から感謝しています」とコメントした。

 「この先の人生について自分自身と向き合う中で、22年間続けてきた野球を悔いなくやり切ったと思えたことから、引退を決めました。3年前に戦力外通告を受けた後、横浜DeNAベイスターズに迎えていただいた時、このチームに少しでも貢献し、ここで現役生活を終えたいとずっと思っていました。ここ数年は思うような結果を残せず、チームの力になれなかった悔しさもあります。それでも、入団した2024年に、自分が生まれた年以来となる日本一をチームの一員として経験できたことは、僕にとってかけがえのない財産です」と振り返り、「大勢のファンの皆さまの前でマウンドに立ったこと、ホームランを打てたこと。横浜では、野球を始めた頃の自分には想像できなかった経験を、たくさんさせていただきました。中でも特に忘れられないのは、日本一のパレードです。生まれ育ち、何度も足を運んできた横浜の街が、あの日は今まで見た中で一番綺麗に見えました。あの景色を、僕は一生忘れません。22年間、野球を続けてこられたのは、応援し、支えてくださった皆さまのおかげです。本当にありがとうございました」と感謝の思いを語った。

 中川颯は桐光学園、立大を経て20年度ドラフト4位でオリックスに入団。23年限りで戦力外となり、同年オフに地元・横浜のDeNAに移籍した。古巣時代は1軍登板がわずか1試合だったが、新天地では1年目から先発6試合を含め29試合に登板。3勝1セーブの成績を残し、野手顔負けの打撃でプロ初本塁打もマークした。CS、日本シリーズでも火消し役として活躍。下克上日本一のブルペンを支えた。

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