大谷翔平が万全復帰! 復帰即安打→第4打席で117メートル大飛球 山本由伸は6回4失点9敗目もMLB単独QS王 ド軍連勝止まりPOシード権確定は持ち越し
「ドジャース1-5パドレス」(23日、ロサンゼルス)
ドジャースが敗れ連勝ストップ。プレーオフのシード権確定までマジック1としていたが、次戦に持ち越しとなった。右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト入りしていた大谷翔平投手が「2番・DH」で先発復帰し、第4打席でセンターへ大飛球を放つなど4打数1安打1四球で万全をアピール。山本由伸投手は6回4失点(自責点2)で9敗目を喫したが、MLB単独トップとなる22度目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下=QS)を達成した。
ドジャースタジアムが大歓声に沸いたのは七回、大谷の第4打席だった。カウント2ボールからの3球目、99マイルのフォーシームを完璧に捉えたかに思われた。だがバットのやや先だったのか、フェンス手前で失速。ウォーニングゾーンでキャッチされると大きなタメ息に変わった。
それでも飛距離117メートルの一撃。本来の大谷の打球角度を思わせるような一振りだった。第1打席では外角スライダーに対して痛めていた右腕を懸命に伸ばして引っ張り込み、一、二塁間を痛烈に破った。第2打席は一度もバットを振ることなく四球を選び、第3打席では2死満塁から押し出し四球をもぎ取ったかに思われたがABSチャレンジで覆された。粘った末、最後は空振り三振に倒れたが、しっかりとボール球を見極め、厳しいボールはカットする姿に不安は感じさせなかった。
先発の山本は序盤3イニングを抜群の安定感でゼロを並べた山本。だが四回にまさかの形で先制点を失った。先頭打者のハリスに対し、内角に投じたフォーシームはボールと判定されたが、わずかにユニホームをかすめていた。これが相手ベンチのチャンレジンによって死球へ判定が覆った。
思わぬ形で先頭打者を出塁させると、続くマチャドにフォーシームを完璧に捉えられバックスクリーンへ先制2ランを被弾してしまった。マウンドで厳しい表情を浮かべた右腕。以降のピンチは切り抜けたが、続く誤解には思わぬ形で追加点を奪われた。
無死一、二塁から投前へ転がったバント処理で三塁へ送球するも痛恨の悪送球。これが適時失策となって追加点を奪われた。マンシーが打球を追って前進しており、無人の三塁へ投げてしまう珍しいミス。さらに犠飛で1点を追加され計4失点となった。
それでも自責点は2でクオリティースタートの基準はキープ。最終的には6回を投げきり、今季22度目のQSを達成。マーリンズ・アルカンタラ、フィリーズ・サンチェスと並んでいたが、単独トップに立った。
チームは連勝が止まり、ブレーブスが勝利したためPOシード権確定は次戦に持ち越しとなった。それでも大谷が負傷者リストから復帰し、ポストシーズンへ主力がほぼそろう形になった。ワイルドカードシリーズ免除まで依然としてマジック「1」。残り4試合、大谷が状態を上げていけるかに注目が集まる。
