大反響の「ファミリーヒストリー」武井壮回 HPの制作秘話も涙 武井には「1カ月猶予をください」と伝えていた

 22日に放送されたNHK「ファミリーヒストリー」の武井壮回は、ネットで大反響を呼んでいるが、その取材の裏側が番組公式HPで「母の行方にたどり着くまで」と題し公開されており、担当ディレクターの制作秘話も反響を呼んでいる。

 家族のルーツをたどる人気番組で、22日放送回は武井壮。前半は父型のルーツをたどり、先祖は味噌を管理する武士だったことなどが明らかに。そして後半は、武井が9歳で生き別れた母の行方に時間が割かれた。

 離婚によって母は2人の息子と離れて暮らすことになり、以後、武井は母とは一切連絡を取っていない。番組は武井の記憶を頼りに、実家のある和歌山県で取材を重ね、ようやく母のいとこという女性にたどりつき、母は昨年12月1日に亡くなっていたことが明らかに。

 さらに母は33年前に警察官と再婚し、穏やかで幸せな生活を送っていたことなども判明。だが母は再婚相手には、子供がいたことは話しておらず、最初はこの男性は取材を拒否する。だが男性は武井のSNSを読み、母に対する思いを知り、取材に協力。母の写真なども公開した。最後は母の遺品から、武井のグラビアの切り抜きが出てきたことで、武井は嗚咽。会わなくても最後まで息子を思っていた母心が多くの人の心を動かした。

 反響を呼んだ今回の「ファミリーヒストリー」だが、制作秘話には、取材がかなり困難だったことが克明に記されている。母の行方が分からないことから、武井には「番組にできるかわからないので、1カ月猶予をください」と話していたといい、母を知る人物になかなか出会えなかったこと、ようやくいとこに出会えるも、母はすでに亡くなっており、再婚相手の行方も分からず、「途方に暮れることになる」と記されている。

 さらに、母がすでに亡くなっていたことを、武井にどのタイミングで伝えるべきかも「スタッフで何度も議論した」といい、そこまでの葛藤なども丁寧に記されている。

 詳細はHPに記されているが、ネットでも「ファミリーヒストリーのディレクターさんの放送後記がまた良い」「スタッフの労力にも拍手」「取材エピソードを読んでさらに号泣」など反響を呼んでいる。

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