エンゼルス、球団売却額は23年で22倍 2003年295億円→2026年6400億円 MLB史上最高額 米報道

 菊池雄星投手が所属するエンゼルスは1日(日本時間2日)、エンゼルスのオーナー、アート・モレノ氏がNFLラムズの筆頭オーナーでもあるスタン・クロエンケ氏率いる「クロエンケ・スポーツ&エンターテインメント(KSE)」に球団を売却することで合意したと発表した。

 モレノ氏は、エンゼルスが球団初のワールドチャンピオンになった翌年の2003年にウォルト・ディズニー社から1億8400万ドル(約295億円)で球団を買収し、史上初のヒスパニック系のオーナーになった。

 複数の米報道によると、今回の売却額は40億ドル(約6400億円)で、5月に売却されたパドレスの39億ドル(約6240億円)を上回り、MLB史上最高額。23年で球団の価値は約22倍になった計算になる。

 エンゼルスはモレノ氏による球団買収以降、最初の7シーズンでプレーオフに5度進出したが、2010年以降は2014年の1度だけでワールドシリーズの出場はなし。今季も地区最下位、ア・リーグ最低勝率に沈み、11年連続でポストシーズン進出が絶望的な状況に陥っている。

 同氏は2022年8月に球団の身売り検討を発表したが、5カ月後の2023年1月に交渉中止を決定。身売り撤回理由を「今回の調査の過程において私たちにはやり残したことがあり、チームの将来やファンにポジティブな影響を与えることができると感じていることが明らかになりました」を説明し、「このオフに球団最高記録となる総年俸を約束し、ファンのためにワールドチャンピオンを奪回するという目標を達成したいと考えています」と、2002年から遠ざかっているワールドシリーズ制覇を宣言した。しかし、チームの立て直しは遅々として進まず、志半ばで球団の所有権を手放す結果となった。

 エンゼルスには大谷翔平投手(現ドジャース)がメジャー1年目の2018年から2023年まで6年間所属した。

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