ドジャースが逆転5連勝で80勝に王手! スクバルが待望の移籍後初勝利 悩めるタッカーが逆転決勝タイムリー 大谷翔平は無安打2四球
「ドジャース4-3パイレーツ」(22日、ロサンゼルス)
ドジャースが3点差を逆転で5連勝。今夏のトレードデッドラインで加入したタリク・スクバル投手が7回3失点で待望の移籍後初勝利をマークした。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手は3打数無安打2四球だった。
初回は大荒れだった。先頭を二ゴロに打ち取ったスクバル。だがここから連打を浴びて1死一、二塁のピンチを招くと、クルーズに右翼線へ2点三塁打を浴びた。思わずフィールドで吠えた左腕。フローレスの二ゴロの間に3点目を失ってしまった。
さらに二回は下位打線に連打を浴びて無死一、二塁のピンチを背負ったスクバル。送りバントを決められて打順が1番にかえった。絶体絶命のピンチだったが、ここから連続三振で鮮やかに脱出。スコアボードにゼロを刻むと三回以降は立ち直った。
立ち上がりに高めに浮いていた変化球はしっかりと低めに集まり出し、右打者の内角に投じたスライダーもしっかりと決まった。2年連続サイ・ヤング賞左腕がまさかの大乱調に本拠地のスタンドも悲鳴とタメ息で騒然となっていたが、次第に歓声へと変わった。
二回以降の5イニングで2桁11奪三振の圧巻投球。移籍後最長イニングとなった七回も球速160キロを計測するなど、三回以降は無安打に封じ込んだ。1点リードの八回をフィリップスとドライヤーが、九回をスコットが抑えて逃げ切り勝利。直近3試合連続で先発投手の勝ち星を消していたブルペン陣の奮投も光った。
打線も四回にT・ヘルナンデス、パヘスの代役トーマスのタイムリーで1点差に迫ると、五回1死二、三塁からタッカーが一、二塁間を破る逆転決勝タイムリーを放った。タッカーは四回の好機で自ら送りバントを試みて失敗するなど打撃不振で苦悩がにじんでいたが、価値ある一打でチームメートにサムアップポーズを決めた。
大谷はパイレーツの剛腕・ジョーンズに対し、初回は空振り三振に倒れたが、第2打席は内角高めの99マイルを絶叫しながら避けて四球。思わず目を見開くようなシーンもあった。好機の第3打席では冷静にボール球を見極めて2打席連続の四球。第4打席は低めの変化球にバットが止まらず空振り三振だった。
これでドジャースは5連勝。80勝到達に王手をかけた。ナ・リーグ最高勝率のブルワーズはブレーブスに勝利し、ゲーム差は2のまま。ハイレベルなデッドヒートが続いている。
