ロバーツ監督「乗り越えてほしかった」ディアスを連投起用→2死満塁のピンチでも代えず クローザー交代論わき起こる中「うれしいね」荒療治の意図も穏やかに語る
「ドジャース3-1ブルワーズ」(14日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で、雪辱のセーブを挙げたエドウィン・ディアス投手について「乗り越えてほしかったから続投させた」とピンチを招いても代えなかった理由を説明した。
前夜、2点リードを守れず痛恨の逆転負け。試合後、指揮官の会見はディアスについて大荒れとなっていた。クローザー交代論もわき上がる中、一夜明けても新加入の右腕を信じ抜いた。
同じ2点リードの九回というシチュエーション。制球が定まらず3四死球で2死満塁のピンチを迎えたが、バックの好守にも助けられてなんとか逃げ切った。ブルペンでリリーバーを準備させていたが「最後の打者のところでも彼自身に戦って乗り越えてほしかったから続投させた。彼が投げきってくれたことはうれしいね」と目を細める。
この日も連投でクローザーとして起用したことには「重要だった。今のブルペンの状況を考えても彼の登板量についていい感触があったし、ここ最近の流れ、特に昨夜のことを踏まえても、もう一度あの場面で投げさせたかった」と説明。「ゼロを並べてセーブを取ってほしいと思っていたが、試合はどう転ぶかはわからない。それでもああやって自分で状況を切り抜けたのは良かったと思う」と前夜から一転、穏やかな表情で語った。
投球フォームの修正など技術的な修正については「難しい」と指揮官。前夜から時間がなかった中「試合前にやってきたことや、周りが指摘してくれた点をいったん切り離し、マウンドに立ったら抑えることに集中しないといけない。最善を尽くす事だけを考える。それが本来の姿だが、簡単なことではない」と指摘した。荒療治の意味を込め「選手がメカニクスの話をするが、そこを意識しすぎるとおかしくなる。きょうのイニングも正直、クリーンではなかった。でも必要な場面で必要な球を投げ、しっかり切り抜けた。それが大事だった」と語っていた。
