山本由伸が自身最多タイ12勝目! 抜群安定感で6回9K1失点快投→課題の救援陣が無失点リレー リーグ頂上決戦は1勝1敗に
「ドジャース3-1ブルワーズ」(14日、ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手がメジャー移籍後最多タイとなる12勝目を挙げ、チームの連敗を阻止。プレーオフのシード権を争う、ナ・リーグ最高勝率のブルワーズとの重要な4連戦で1勝1敗のタイとした。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手は3打数無安打1四球だった。
立ち上がり、ストライクを先行させた山本だったが相手の戦略に苦しめられた。空振りを奪うスプリットなど低めの変化球をことごとく見極められた。2死から四球を与えてしまったが、スコアボードにゼロをともした右腕。だが相手の粘りで26球を要した。
チームがリリーフ陣に不安を抱える中、少しでも長いイニングを投げたかった山本。二回以降は配球パターンをガラリと変えた。ボールゾーンで空振りを奪うのではなく、ストライクゾーンで積極的に勝負した。3球三振を量産し、ブルワーズに流れを渡さなかった。
1点リードの五回に無死一、三塁のピンチを招いたが、犠飛による最少失点で切り抜けた山本。後半戦4試合で防御率1・88の安定感は揺るがず、六回も女房役の好送球に助けられ6回を98球で投げきった。
打線も五回にパヘスが勝ち越しの20号ソロを放った。さらに六回にはエドマンが貴重な追加点となるソロを叩き込んだ。ベンチに戻った山本はロバーツ監督らとさわやかな笑みを浮かべてハグ。初回に粘られながらも先発の責任を果たし、メジャーでは昨年に並ぶ自己最多タイ、そして今季日本勢単独トップの12勝目だ。
大谷は五回の第3打席でセンターへ痛烈な打球を放つも、ブルワーズの中堅手・ミッチェルのダイビングキャッチに阻まれた。それでも七回の打4打席ではフルカウントまで粘り、低めの変化球を見極めての四球。得点にはつながらなかったが、内容のある打席を見せた。
チームは前夜、九回2点リードを守れなかったが、山本の後を受けたフィリップス、スコット、ディアスがリードを守り切った。ナ・リーグ最高勝率のブルワーズとは再び1ゲーム差。プレーオフのシード権争いで重要となる4連戦で1勝1敗に戻す価値ある白星となった。
